長文、ご拝読いただきありがとうございました。
今回ご紹介したアプローチは、ほんの一端でしかありませんが、絶対音感を持つお子様を育むには、
この二つが重要である、ということがおわかりいただけましたでしょうか。
それほど遺伝的要素に左右されず、幼児期に体感したものが、脳の中に刻みこまれて絶対能力になるという、
世間が騒ぐほど複雑なことではなく、至極、当たり前といえば当たり前のことなのかもしれません。
もちろん、絶対音感を持っているからといって、エスパーになるわけでもなく、音感を使わなければ、いたって普通の人間です。
しかし、どこかでその能力が覚醒する時が来ます。
それがどういう場面なのか、親御さんはその時を想像しながら、我が子の成長をほほえましく見守ってあげて下さい。
絶対音感というフィルターが、お子様が豊かな人生を歩んでいただく上での一助となれば幸いです。