リトミックがなぜ絶対音感をはぐくむか?
というお話ですが、家での環境作りの重要性、を申し上げておりますが、それに加えて、このリトミックを行うことにより、絶対音感を持つお子様がよりできやすくなる、というのは、感覚的にはわかっていただけたかと思います。
音楽的な側面について言えば、リトミックは基本、譜面を主体とした教育法ではありません。
一人ひとりの中で「音符」ではなく、「音」そのものを認識する作業になります。
冒頭で申し上げましたが、その人が持ちうる固有の能力として、聴いたひとつの音を「絶対的なもの」として認識する行為、これこそが絶対音感です。
その、精度や正確性に個人差・バラつきはあるにせよ、リトミックを受けることにより、「音」が脳の中で絶対的なものとなるはずです。
かなり高確率で、お子様に絶対音感が身につけられそうですよね。
仮に、絶対音感がつかなかったとしても、その後の音楽の理解が「譜面」主体ではなく、「音」主体になるはずなので、絶対音感を持つ人と同じようなメリットが期待されるというわけです。