日本のリトミックの歴史

そんな中で、日本にリトミックが入ってきたのは比較的早く、明治時代のことです。

童謡「赤とんぼ」の作曲で、現在でもお馴染みの作曲家・山田耕筰は、リトミックにいち早く目をつけ、ダルクローズのアトリエを直接訪ね、その手ほどきを受けたといわれています。

そのほかにも、有能な日本人教育家たちが海を渡り、リトミックをより日本人に合う形にアレンジメントし、実践的なものとし、体系化させました。

戦時中は、軍国主義の中で、実践されることはありませんでしたが、終戦後、リトミックの国際免許を持った教師たちの尽力もあり、その有益性が見直され、現在の普及に至りました。

有名なところですと、「窓際のトットちゃん」

長きに渡り、テレビ等でお馴染みのタレント・黒柳徹子さんも幼少期にリトミック教育を受けて育ったそうです。

そんな彼女のように、どこか感性鋭く創造力あふれる子供作り、そして知育を高めるリトミックは、現代でも、全国で多くの幼稚園、保育園、音楽教室などで導入されています。

最後に

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